【第80回例会報告】 2017年3月17日(金)

○参加者7名(敬称略)
山越和彦、岸名玲叔奈、中橋陽星、杉田智史、橋本正憲、前波彩、木多良仁

 

1.全員:輪読『いじめの構造を破壊せよ』(向山洋一・著)

 

2.中橋先生:レポート「TOSS英会話でカバーできない部分を文法指導で」

 

3.山越先生:模擬授業「バントの神様 川相選手」

 

4.岸名先生:模擬授業「この仕事は近い将来…なくなる?」

 

5.杉田先生:講座検討「最初の三日間で生徒の心をつかむ!新年度のスタート」

 

 

6.橋本先生:講座検討「授業力を向上させるための勉強法」

  

終了後 80回記念懇親会&岸名先生送別会

ながらくMushに来続けてくださった岸名先生が、異動で地元に戻られました。

ありがとうございました。寂しいですが、異動先でまたご活躍ください。


【第79回例会報告】 2017年2月10日(金)

○参加者9名(敬称略)
萬澤隆貴、杉田智史、土田友信、岸名玲叔奈、中橋陽星

稲井康之、佐野一馬、竹内浩平、木多良仁

 

1.木多良仁:原稿検討「音楽トークライン『ブラス顧問奮戦記』」

 

2.土田先生:レポート「子ども向けフェアトレード講座」

 

3.岸名先生:レポート

  1)「V検ボキャブラリ英語検定」のテキストとワークシート

  2)作文(国語表現)の授業テキストとテスト

 

4.中橋先生:レポート「アプリ紹介 kocri」

 

5.竹内先生:レポート

  1)「石坂学級参観記」 2)「H28年末伴セミナーin愛知 懇親会&合宿&吉兆特別例会でのメモ」

 

 

6.萬澤先生:講座検討「信頼を得る!仕事術」

 

7.竹内先生:検定授業検討「AI」


【第78回例会報告】 2017年1月14日(土)

新年明けましておめでとうございます、の2017年第1回目の例会。

初参加の若手の方が二人も来てくださり、

年明けにふさわしいフレッシュな雰囲気での例会となりました。

 

17:00~19:00「ぎゃらりぃきのこ」2階

○参加者6名(敬称略)
杉田智史、佐野一馬(初)、金原三佳(初)、稲井康之、橋本正憲、木多良仁

 

1.全員:輪読『いじめの構造を破壊せよ』(向山洋一・著) p186~202

 

2.木多良仁:講座検討「荒れを未然に防ぐ!積極的生徒指導」

教え方セミナー石川・中学会場での講座を検討した。

やっていることを具体化・言語化することをさらに進め、

キーワードが残る講座にする、などのアドバイスが出された。

 

3.杉田先生:レポート「リーダ会を運営する」&模擬授業「リーダー会」

あれども見えずの多くの学びが含まれたレポート&模擬授業だった。

杉田氏に私(木多)が様々に質問し、

初参加の若手お二人の学びになるように回答してもらった。

 

4.稲井先生:レポート「問題行動に対して、指導の基本方針」

TOSS特別支援教育の第一人者、長野の小嶋悠紀先生からの学びをレポート化。

構造図化されており、とても有効な内容が、現場で実践しやすいようにまとめられていた。

このように学びをわかりやすくまとめて提示してくださる稲井先生には深く感謝である。

 

5.橋本先生:模擬授業 英語"When do you fell happy?"

TOSS型英会話の第一人者、井戸砂織先生の実践を追試。

リズム、テンポを始め、授業の基礎といえる学びが詰まった模擬授業で、

さまざまに意見交流がなされた。

 

6.セミナー情報

教え方セミナー石川、ALL石坂セミナーin石川、

TOSS中学JAPANセミナー、中高向山型国語初心者講座の紹介。

 

終了後 新年会 兼 6周年記念懇親会


【第77回例会報告】 2016年11月11日(金)

今回は、偶然にも「ポッキーの日」。
杉田先生、竹内先生がポッキーを買ってきて下さり、

模擬授業の合間にポッキーが和やかムードを生み出してくれました。

代表の私が気が利かないのに、さすがの杉田先生。
そして富山から来られるだけでもすばらしいのに手土産までとは、格好いいです竹内先生。

今回は6名と、少なめの人数でしたが、
そのぶん、時間をあまり気にせず、 代案授業やコメント、情報交換をじっくりやれました。

19:15~21:25「ぎゃらりぃきのこ」2階

○参加者6名(敬称略)
土田友信、稲井康之、杉田智史、前波彩、竹内浩平、木多良仁

1.前波先生:レポート「第1回ミーティング」
男子バドミントン部の指導でさまざまご苦労のある前波先生。
1年生部員に対して行ったミーティングのワークシートを 持参された。

目的と目標がしっかりと使い分けられているなど、 勉強されていることが表れていた。
ここから、中学教師にとって大きい「部活」の話題で、様々意見やアイデアが交わされた。

2.竹内先生:実物資料「部活動ノート」 
富山から来られた竹内先生。ちょうど到着されたときに、

上記の前波先生からの部活の話題が盛り上がっていた。
すぐに竹内先生のカバンからは、 生徒に書かせている部活動ノートの実物が登場。
書かせ方にしっかりと指導が入っており、 さらに学びが深まった。

3.木多良仁:模擬授業 都道府県フラッシュカード
国語の授業の序盤で毎時間行っている「フラッシュカード」。
4月からこれまでに「故事成語」「ことわざ」計100枚を 終えてしまったので、

社会になるが「都道府県」を現在 行っている。これまでの2種と違い、カードが地方ごとに
まとめられている。どのような使い方が考えられるかなど、実技を交えて意見を交換した。

4.土田先生:模擬授業 英語“Do you like ~?”
いつもコンテンツをしっかり準備して来られる土田先生。 しかも毎回初めて見るコンテンツ。
どれほど豊富に作っていらっしゃるのかと、驚嘆である。
最近Mushの英語教師の間で土田先生コンテンツが広まり、

現場や例会でさらにブラッシュアップされていく。
これはたいへん貴重な教材となっていくのではないか。
まさしく、サークルから財産が生まれている。

5.稲井先生:模擬授業 小6国語「時計の時間と心の時間」
今回は「教材初読時の授業」ということで、

いつも新しい教材に入ったときに行っている指導を模擬授業してくださった。
初読時の指導の型を一定させていることで、今では指示なしで子どもが動くレベルに達しているとのこと。
また、絶妙なタイミングで入る「名前を呼んでとりあげて褒める」対応も勉強になった。

6.前波先生:模擬授業 英語「だれのものかをたずねよう」 
いつもながら輝く笑顔とあたたかな目線、そして流麗な発音・リズム。
一気に巻き込まれる。サークル例会のみならず、

英会話教室でも学び、自己研鑽を続け、伸び続ける前波先生である。
土田先生コンテンツを生かした模擬授業。
コンテンツの改善策が出る中で、

くまのプーさんが表示されたときに起こり得る生徒指導対応まで話が及んだ。

7.杉田先生:模擬授業「テスト勉強の計画を立てる時の語り」
定期テストの学習計画を立てさせる場面。趣意説明の語りである。
特に「まんじゅう」の例は、爆笑と共に強く印象づけられる、 秀逸な例示であった。
代案やコメントが飛び交い、学びが深まった。


【第76回例会報告】 2016年10月14日(金)

前回は参加者が6名と少なめでしたが、
今回は8名。みなさまご多忙の中、ありがとうございます。

19:15~21:25「ぎゃらりぃきのこ」2階

○参加者8名(敬称略)
土田友信、稲井康之、橋本正憲、内平圭祐
中橋陽星、萬澤隆貴、杉田智史、木多良仁


1.輪読 向山洋一著「いじめの構造を破壊せよ」
p.178~185
大変印象的な、吉田桂子さん立候補のエピソード。

2.映像研究
例会にお越しになった方のための、特典的映像。
(よって、内容はヒミツです)

 

3.中橋先生:レポート「英会話セミナー」
伴一孝先生、谷和樹先生のお話がさすがの内容。

4.土田先生:模擬授業 英語“Who is he(she)” 
橋本先生がコメントされた、TOSS型英会話の持つ課題が、
なるほど。

5.稲井先生:模擬授業 算数 小6 分数
「□で思考を限定する」という提案。
いつもながら準備なさる資料も模擬授業も学びにあふれる。

6.橋本先生:模擬授業 国語 話す聞くスキル「自己紹介」
向山型国語では定番の「○を塗る」手順、色、塗り方などで、
コメントが盛り上がった。

7.中橋先生:模擬授業 英語 フラッシュカード
井戸砂織先生の「猿飛」。速いテンポ、めくる技術、一瞬の褒め言葉など、
考えることができた。

8.萬澤先生:模擬授業 小学校 分数の足し算と引き算
いつもながら稲井先生の的確なアドバイスが入り、
萬澤先生ご自身はもちろん、参加者も勉強になる。


【第75回例会報告】 2016年9月16日(金)

※写真は懇親会の様子

 

19:15~21:15 「ぎゃらりぃきのこ」2階

 

ここ最近の例会は、参加者が10名前後でしたが、 今回6名。久しぶりに少なめの人数となりました。
とはいえ、10名を基準とすると少ないというだけで、 かつて3名の時が多かったことを思えば、 集まってくださる方がいるのはありがたいことです。
また、全国各地のTOSS中学サークルでは、
例会が一人とか二人という報告も時折あり、 10名以上集まるというのは、実は全国屈指!なのです。
例会に参加くださるみなさまに感謝です。

○参加者6名(敬称略)
橋本正憲、土田友信、中橋陽星、杉田智史、 前波彩、木多良仁


1.橋本先生:模擬授業 英語カルタ
読み札が疑問文、取り札がそれに答える文になっている。
札に記された応答を一通り発声した後、カルタに入る。
脳が活性化し、文が応答のセットで記憶に入っていく実感があった。

2.土田先生:模擬授業 英語 ナンバーゲーム
二人ペアで、英語で数字を交互にリズミカルに、言い合っていくゲーム。
言い合う数字は、九九だったり、20まで上がっていって戻ってくるなど。
九九だけで9パターンあるわけで、いろいろなパターンができる、
非常に応用範囲の広いゲーム。頭がフル回転する。

3.中橋先生:模擬授業 英語“Do you like~?”
“Do you like~?”に対して“Yes,I do”“No,I don't”で答える。
コンテンツには果物が用いられていた。検定授業であり、様々に意見や代案が出された。 


4.木多良仁:模擬授業 道徳「ルビーロマン」
検定授業。石川の高級ぶどうルビーロマン開発の経緯を扱う道徳授業。
授業展開について、意見や代案をいただいた。

5.前波先生:模擬授業 英語“What's this?”
動物の絵柄のフラッシュカード。そののち、

フラッシュカードと同じ絵柄の小さいカードを各自が一枚ずつ持って、

アクティビティを行い、カードを交換する。
フラッシュカード、アクティビティそれぞれに意見や代案が出された。

6.輪読 向山洋一著「いじめの構造を破壊せよ」
五色百人一首が世に出た時のエピソード。
私たちは製品化されたものを始めから使っているが、
向山先生はじめ先達のおかげで優れた教材を手にしていることを感じた。


【第74回例会報告】 2016年8月23日(火)

19:30~21:30 「ぎゃらりぃきのこ」2階 

今回は夏休み中ということで、
帰省していた私の妹の娘、すなわち私の姪っ子が
「リアル子役」として参加しました。小学2年生です。 自分から出たいと言って参加し、
2時間丸々ずっと!よそへ行ったりせず、 集中してその場にいました。 しかも模擬授業での子役としての反応だけでなく、
我々以上にするどく、全く遠慮のない批評コメントを何度も発し、
完全に「参加者」でした。子役を超えていました。 こういうことも教師修業として時にはありだな、と思いました。
○参加者11名(敬称略) 橋本正憲、稲井康之、中橋陽星、萬澤隆貴、
杉田智史、土田友信、前波彩、中川敏恵(初)、岸名玲叔奈、
木多良仁、木多姪っ子

0.輪読 向山洋一著「いじめの構造を破壊せよ」

1.橋本先生:レポート 
特別支援新任担当者研修 生活単元で英語を行う指導案を紹介いただいた。

2.木多良仁:レポート 学年会での生徒指導提案  模擬授業 国語「太陽 八木重吉」
学年生徒指導担当として、TOSSでの学びを遠慮なく学年会に投入。
模擬授業は、分析批評の「象徴」を扱ったもの。

3.稲井先生:模擬授業 国語「ひるからはちとかげもありくものみね」
なんと私(木多)がTOSSランドにアップしてあったものを追試して下さった。
(とはいえ私のものも修正追試なのだが)
稲井先生の授業力にかかると、より魅力的な授業になっていた。
コンテンツも準備なさっていた。

4.中橋先生:模擬授業 英語“Do you like ~?”
検定の授業。しっかりと準備を進めていらっしゃる。
毎回改善、そして腕を着実に上げていらっしゃる。

5.萬澤先生:模擬授業 小5算数「最小公倍数の求め方」
検定の授業。萬澤先生の授業準備の入念さと授業自体の質の高さは ほんとうにすばらしい。

6.杉田先生:模擬授業 道徳「禁酒の碑」
「ふるさとがはぐくむ道徳いしかわ」(中学校版)からの授業。
杉田先生は道徳授業を通しての修業を続けている。
杉田先生が準備してくる発問や順序は質が高く、勉強になる。

7.土田先生:模擬授業 英語“Have you ever been to ~?”
コンテンツの作り方が勉強になる。
登場キャラとしてミッキーマウスを使い、
土田先生の見事なミッキーマウスの声帯模写で、対話がわかりやすい。

8.前波先生:模擬授業 英語 “What's this? It's a ~”
Mushの華、前波先生。若手ながら目線、笑顔など極めて安定した教態。

9.岸名先生:模擬授業「あいさつはなぜした方がいいのか」
脳の仕組みといった科学的根拠を含めながら、プラス思考にも言及する語り。

【第73回例会報告】 2016年7月25日(月)

 

19:30~21:20  
「ぎゃらりぃきのこ」2階



○参加者11名(敬称略) 岸名玲叔奈、中橋陽星、橋本正憲、土田友信、竹内浩平、稲井康之、
萬澤隆貴、杉田智史、前波彩、土谷真弓、木多良仁 1.岸名先生:レポート ネットいじめ勉強会のご紹介 岸名先生の勤務校は、このような意欲的な企画をよく行っていらっしゃる。   2.中橋先生:レポート 実践記録 リテリング活動。勤務校での動画や実践資料を準備していらっしゃった。 教員採用試験を終えたばかりという時期にこの準備。脱帽である。 3.輪読「いじめの構造を破壊せよ」向山洋一著 p152~163 男女別の名簿の話題が興味深かった。 4.橋本先生:模擬授業 英語「Do you like~?」 ダイアモンド・ダイアログ。 橋本先生の授業は、いつも引き込まれる勢いがおありだ。 5.土田先生:模擬授業 英語「アレックスとディーパ」 ジェスチャーで単語を入力。メトロノームでリズムに乗って。 6.竹内先生:模擬授業 数学 方程式とその解 いつも富山からのご参加。ほんとうに頭が下がる思いである。 稲井先生の代案で学びが深まった。 7.木多良仁:模擬授業 国語 ことわざフラッシュカード 最終段階ではカードなしで、私のジェスチャーのみでやってみてはどうか、 という大胆な代案をいただいた。やってみる。 8.稲井先生:模擬授業 算数 向山先生の算数授業「4年面積」 開始2分から学ぶ、という稲井先生のいつもながら圧巻の分析力。 Mushに多大な学びをもたらして下さっている。 9.萬澤先生:模擬授業 小6算数「どんな割合で作るのかな?」 小学校に異動してひと学期を終えた萬澤先生。挑戦を続けていらっしゃる。 ここでも稲井先生の代案が光った。 10.杉田先生:模擬授業 道徳「名のない和菓子」 道徳副読本教材を持ってきて発問作りに取り組む修業に、 杉田先生はここ最近力を入れている。参加者みんなも修業になる。

【第71回例会報告】 2016年5月13日(金)

19:30~21:20「ぎゃらりぃきのこ」2階

 

Mush史上最多、11名で行われた第71回例会。

連続でご参加の方、数回ぶりの方、初参加の方、

ゴールデンウィーク明けの1週間の終わり、

疲れも出ているでしょうに、お集まりくださる志高きみなさま。

校種も小中高。教科も国社数理英そして体育と、多岐に渡りました。

 

 

○参加者11名(敬称略)

土田友信、中橋陽星、越田晋也、岸名玲叔奈、稲井康之、内平圭祐、

杉田智史、萬澤隆貴、竹内浩平、土谷真弓(初)、木多良仁

 

 

1.木多良仁:学年生徒指導通信「人間力」1号

生徒指導とは、生徒の人間力(非認知能力)を育成するもの。

学年生徒指導担当として「話(耳からの音声情報)」だけでは、

学年の生徒全体への指導としては入力が弱いと考え、

通信を発行していく。各クラスで担任から読み上げ、配布する。

これによって、学年全クラスで同時に同じ指導を入れることができる。

 

2.岸名先生:レポート ファイナルファンタジーを題材とした英語授業

岸名先生の勤務校は、元気な生徒も多いが、

中学時代に不登校であったり、事情のある生徒も通っている高校である。

英語、というだけで抵抗を感じるような生徒たちを、

また不登校にしない、授業に向かせるための工夫を重ねておられる実践である。

RPGの金字塔「ファイナルファンタジー」をディープに知る岸名先生

だからこその授業である。

 

3.内平先生:レポート 高校社会日本史「なぜ日本は急激に発展したのか」

明治期の日本の発展を、

大久保利通を中心とした視点でワークシートにまとめたもの。

実際の授業の様子が報告され、代案がいくつも出された。

例えば杉田先生からは、ワークシートの写真を用いて

「わかったこと、気づいたこと、思ったことを、

 できるだけたくさん、箇条書きで書きなさい」と問う、など。

 

4.土田先生:模擬授業 英語「人称代名詞」

畳半畳ほどの提示物を持参なさった土田先生。

毎回、例会への準備が半端でない。

手によるジェスチャーで指し示しながら、人称を理解させていく指導。

言葉を削り、変化のある繰り返しで組み立てられた授業。

リズム良く体(手)を動かしながら発声を繰り返すことで、

巻き込んでいくところが、さすが土田先生である。

 

5.中橋先生:模擬授業 英語「修学旅行で手紙を渡すダイアログ」

翌日大阪でのTOSS英会話セミナーに参加なさるという中橋先生。

しかもそこで1分間模擬授業に挑戦される。その授業を持ってこられた。

中橋先生は、全国各地、挑戦のために飛び回っておられる。

そして前もってこのように例会で練習を積んでいく。

この教師修業への取り組みの姿勢は、脱帽である。

ペープサートの提示の仕方や、発声の仕方などさまざまに代案が出た。

 

6.越田先生:模擬授業 英語 ルイス・フロイスからの展開

※上記タイトルは不確かです。すみません。

富山からのご参加。コンテンツ、教態ともに練習を積んでおられる様子が

授業から感じられる。コンテンツの進行を頭に入れ、生徒の方を見て、

ジェスチャーを交えてテンション高くぐいぐい引っ張る、

巻き込み感のある授業であった。

コンテンツの工夫や、手で指し示す動作などについて代案が出た。

 

7.稲井先生:模擬授業 国語「口に二画」

稲井先生の模擬授業が始まると、第一声から場の空気が変わる。

稲井先生の目線、姿勢、発声などを総合した「教態」に巻き込まれるのだ。

毎回このような模擬授業を提示してくださる稲井先生に感謝である。

今回は、有名な向山実践「口に二画」。

とはいえ、実践を「知っている」と「できる」の間には大きな溝がある。

稲井先生が模擬授業でライブで示してくださるおかげで、様々に学びを得た。

 

8.杉田先生:模擬授業 道徳「おばあちゃんの指定席」

道徳副読本教材を用いた授業。

「題名は何ですか。」という向山型国語の「一字読解」から入るところが、

理科教師ながら幅広く修業を積んできた杉田先生の力量が表れている。

このような誰でも答えられる、できる問から入りつつ、

「賛成・反対」に意見が分かれる問に持っていく秀逸な組み立て。

気持ちを問う道徳ではない、道徳的実践力を養う授業と言える。

 

9.萬澤先生:模擬授業 フラッシュカード「ことわざ」

中学数学教師から、小学校教師へ。そして担任代行。

環境の激変の中、萬澤先生はTOSSでの学びを積極的に

実践に移していかれている。

私なら、この激変に頭を抱えているだけになるかもしれない。

ことわざフラッシュカードで、児童は熱中したという。

教材の力はやはりすごい。そして萬澤先生の授業力である。

 

10.竹内先生:レポート 全国大会出場卓球部見学

富山からのご参加。そして、石川の卓球強豪校を単身訪ねて

練習を見学なさってきた際のレポート。

例会のみならず、部活動においてもこのように県をまたいで

学びに動かれている竹内先生はすばらしい。

レポートも、一読しただけで、

精度の高い活動からの学びが伝わってくるものであった。


【第70回例会報告】 2016年4月15日(金)

19:30~21:45  「ぎゃらりぃきのこ」2階

参加者7名(敬称略):橋本正憲、杉田智史、土田友信、稲井康之、萬澤隆貴、前波彩、木多良仁

1.橋本先生:「合理的配慮について」
特別支援研修で学んだことを教えてくださった。
現場にとって最新でありながら、よくわからないままいる重要事項を学ぶことができ、非常に貴重であった。
 
2.杉田先生:模擬授業 理科「身近に見られる植物」
杉田先生の音読のさせ方やそのリズムは、理科教師でありながら「話す聞くスキル」などの話し方教材に挑戦し続けてきた教師修業の成果がはっきりと表れている。また、「お隣とペアで、先生の言った植物をカルタのように指を指す」といった教科をまたいで使えるワザ。このような技術の共有は非常にありがたい。
 
3.土田先生:模擬授業 英語「英語の授業ルールをつくろう」

 資料「3年間のゴールとシラバスから導き出された授業実践と意欲の向上」

黄金の1時間目。授業のルールを生徒と作るという手法が斬新ではあったが議論の的にもなった。頭文字で文章になるようにする「折句」でキーワード化するという代案や、ルールは活動させてここぞというタイミングで入れるという代案などで盛り上がった。

また、資料の方も圧巻の実践研究レポート。実際に生徒が英語でスピーチする映像も見せてくださったが、驚くほど流暢で、明らかに実践の成果が表れていた。

 

4.木多良仁:資料と模擬授業「全クラスでもれなく必要な事を行える『黄金の三時間チェックシート』」

年度初めの国語授業における「黄金の三時間」をどう授業するか。そこで用いる「黄金の三時間チェックシート」と、その使用法をレポートにしたもの。その中から「生徒氏名の読みの確認(イントネーションの確認含む)をする場面」を模擬授業した。黒板に漫画キャラクター(孫悟空)を途中まで描いて当てさせることからイントネーションの話につないだ。

5.稲井先生:模擬授業 話す聞くスキル「ゆきが ふる」(小2) 
なんと全校で話す聞くスキルが教材採択されたとのこと。優れた教材を学校にしっかりと広めていらっしゃる。同僚からも、使い方を教えてほしいと頼まれ、そのクラスに飛び込みで行ってやってみせたという。そのときのポイントは「ユースウェア(使い方)どおり」。ページの下段に記されている読み方を忠実に追って模擬授業なさったが、いつもながら稲井先生の発問・指示のリズムとテンポは秀逸で、勉強になる。

6.萬澤先生:模擬授業 算数「対称な図形」

小学校に異動なさって初の授業。小学校教師である稲井先生を中心に、さまざまに改善案が出された。それにしてもまず、全く異なる環境に飛び込んで大変な日々の中、こうしてサークルに学びに来られる萬澤先生の姿に頭が下がる。

 

7.前波先生:学級通信「全員成長!」

今年、初担任の前波先生。通信4号分を持参。「一人の子を徹底的にほめる」「学級生徒名をATOK辞書登録する」「写真を撮っておく」「1号目には必ず全員の名前を載せる」「挑戦してほしいと言うとすれば、挑戦するチャンスを実際に与える」などなど、豊富な話題が前波先生の通信を元に交わされた。


【第69回例会報告】 2016年3月18日(金)

19:30~21:25  「ぎゃらりぃきのこ」2階

参加者7名(敬称略):木多良仁、杉山綾(初)、杉田智史、 稲井康之、
萬澤隆貴、橋本正憲 、前波彩

1.木多良仁:教え方セミナー講座検討
「一年間を成功に導く『黄金の三日間』」
黄金の三日間ノートの紹介の仕方などにまだまだ課題あり。
 
2.杉田先生:教え方セミナー講座検討
「授業を安定させる教師の基本的技能『目線』」
目線の実技など着想が良いが、コンテンツなどさらに改善できる。
 
3.稲井先生:模擬授業 向山先生の算数授業シャドーイング
稲井先生のストイックなまでの追究のしかたにはいつも感銘を受けるが、

今回は 特に目を丸くした。
それは、

甲本卓司先生の「『向山型算数教え方教室』誌のナンバー1から最新号 まですべてをコピーし、ノートに貼り付けた。全部で12冊になっている。」と いう再編集のノート作りを、

稲井先生は「この通りやってみた」というのである!

しかもPDFファイルにし、タブレットで見られるようにもしている。

度肝を抜かれた。

4.萬澤先生:教え方セミナー講座検討「数学模擬授業『多項式の乗法』」
7分間という講座時間の中で、何を伝えるか、そのために授業の題材は何にするか。

萬澤先生は熟慮して準備を進めている。

5.橋本先生:模擬授業“What kind of ice cream?”
今回も秀逸なコンテンツ。「ひゃくまんさん」も登場。 
授業者が見ているパソコンの画面と、生徒が見ているプロジェクターの画面では左右が逆になることなど、コンテンツがよくできているがゆえに気づける点がいろいろとあった。

6.前波先生:教え方セミナー講座検討:英語「アクションカード」
以前検討したときに出たことをしっかりと取り入れて、カルタのような活動を 加えて改善してきていた。前向きに波に乗っている前波先生、すばらしい。


【第68回例会報告】 2016年2月19日(金)

19:30~21:30 「ぎゃらりぃきのこ」2階

 

Mush例会史上第2位の多人数、「9名」で行うことができました。

ありがとうございます。 

参加者9名(敬称略):中橋陽星、土田友信、木多良仁、越田晋也、杉田智史、稲井康之、前波彩、萬澤隆貴、H

 

1.中橋先生:模擬授業・英語「Do you like ice cream?」

 ダイアモンドダイアログ。なんと翌日東京での英語のセミナーでやる模擬授業だという。

 中橋先生のチャレンジ精神に脱帽。

 

2.土田先生:学級通信

 Mush初期から度々顔を出してくださっていた土田先生、久々のご参加!

 年間250号以上出したという驚異の学級通信の紹介。さらに驚愕の事実として、修学旅行中も出したとのこと!

 

3.越田先生:模擬授業・英語「Have you ever been to~?」

 富山からはるばるの2度目のご参加!授業行為の基礎についてみなさんから様々にコメント。模擬授業を人前で行って腕を磨こうという志がすばらしいです。

 

4.木多良仁:セミナー映像「長野・染谷幸二セミナー瞬殺模擬授業講座」

 セミナーでその場でお題が出され、その場で立候補という「瞬殺模擬授業講座」の映像。

 「先生のクラスは授業がやりにくい」というようなことを他の教師から言われたときの指導場面。

 

5.杉田先生:模擬授業・生徒会役員を募る学年集会

 パワーポイントを準備し、200人以上の生徒を相手に、生徒会役員選挙公示前に行った、言わば学年全員への授業。ただ選挙があるのではない、すばらしい事前指導です。

 

6.稲井先生:模擬授業・小6国語「支度」

 いつもながら卓越した授業準備、授業行為、授業の組み立てを見せてくださる稲井先生。学びの宝庫です。私の印象に残ったのは「圧と笑顔」。

 

7.前波先生:模擬授業・英語「アクションカード」

 教科書付属の教材カードを用いて。いつものフラッシュカードとは違う教材をどう使うか。めくる手の技術だけでなく、ともに準備されたプリントも合わせてどう使うかの代案も出ました。

 

8.萬澤先生:学級通信「車での送迎」 模擬授業・国語「暗唱詩文集」

 当たり前のように学校の前まで送迎してもらう生徒の現状に、正面から疑問を投げかける説得力ある熱い通信の紹介。また、数学教師の萬澤先生が「暗唱詩文集」に取り組むという意欲もさすがです。


【第67回例会報告】 2016年1月22日(金)

19:30~21:15 「ぎゃらりぃきのこ」2階

 

参加者6名(敬称略):杉田智史、稲井康之、内平圭祐、萬澤隆貴、木多良仁、他1名

 

1.杉田先生

2.稲井先生:算数授業映像&テープ起こし

3.内平先生:模擬授業 高2地理「貿易」

4.萬澤先生:四則を含む計算

5.木多良仁:生徒指導通信 冬休みの生活プリント 本の紹介

 


【第66回例会報告】 2015年12月18日(金)

19:30~21:25 「ぎゃらりぃきのこ」2階

 

2名の方が初参加してくださって、7名で開催することができました。

ありがとうございます。

 

参加者7名(敬称略):杉田智史、稲井康之、中橋陽星(初)、岸名玲叔奈

越田晋也(初)、木多良仁、他1名

 

1.杉田先生:北陸300セミナーでの講座

 杉田先生のこれまでの歩みが赤裸々に語られた講座。

今も現物をとっておいているという、保護者からのキツい手紙の内容が冒頭に。

私だったらとてもとっておく気にならないような、手厳しい内容の手紙。

大きなインパクト。

杉田先生の出発点。生き方が見える講座であった。

人との出会い、教師修業。

杉田先生のこれまでの歩みが本気であるからこそできた、すばらしい講座であった。

 

2.岸名先生:グリーティングカード

英語の授業での実践報告。

いつもながら、岸名先生の驚きの経歴。

今回は、アメリカでのご自身の経験を授業のネタに。

黒帯のアメリカ人空手家に囲まれている写真など。

ワークシートの組み立てへの改善意見などが出された。

それにしても、ご自身の幅広い経験が、授業の有効なネタになるところがすばらしい。

 

3.稲井先生:話す聞くスキル「きりぎりすの山登り」

話す聞くスキルDVDの、谷和樹先生の授業で、

音読指導の鉄板のお手本「きりぎりすの山登り」。

それを追試する人は多いが、稲井先生の秀逸なのは、

「シャドーイング」を1~7までもの段階に渡って、徹底的に行っているところ。

ここまでやるのか!というほどに徹底したそのステップが、

しかも「レポート」にまとめて持参されている。

教師修業に多大な効果があると思われる、非常に貴重な学びを、

稲井先生はいつも与えて下さる。感謝。

 

4.木多良仁:模擬授業「至高の果実~ルビーロマン~」

長野・染谷幸二セミナーで行った、対決模擬授業。

自分では気づいていなかった授業の長所を見出していただいた。

例えば、個別指名だけでなく指名なしでスピードを上げること。

授業の中に「セリ」の話題があることを利用した、

セリのような指名なし発表のおもしろさ。

発問や指示にをテンポ良く進めるだけでなく、

意図的な「間」を入れることも有効であることなど。

分析していただくことで自分も勉強になる。感謝。

 

5.中橋先生:英語模擬授業“Do you like~?”

初参加で模擬授業。ありがとうございます。

今の生徒が親しんでいる漫画

「ワンピース」のキャラを使った、画像のきれいなコンテンツと、カードの準備。

(中橋先生自身もワンピース全巻読破済みとか!)

授業終盤は準備が不十分だったそうで、

若干何をしたらよいのかわかりにくい部分もあったが、そんなことは小さなこと。

初参加で準備をしてきて前に立って授業をなさること。

これだけでまず圧倒的にすばらしいです。

 

6.H先生:英語模擬授業“Have you ever been to ~?”

H先生と言えばダイアモンドダイアログ。

毎回ネタを替えつつブラッシュアップしていらっしゃる。

特に今回は、引退を発表したばかりの澤穂希をいきなり登場させるコンテンツ。

時事を取り入れるスピードの速さ。

また、模擬授業が始まった瞬間から、

先生のテンションの高さとリズムにぐんぐん巻き込まれる。

生徒の前に立つたった一人の教師によって、

いかに教室が、授業が変わるかを、あらためて感じた。

 

7.越田先生:英語模擬授業“What's your winter plan?”

初参加で模擬授業。まずこれだけで文句なしにすばらしいです。

授業については、コンテンツのページ数、登場する単語数が多く、

私はワーキングメモリがあふれてついて行きにくい印象を受けた。

しかしそれは、準備不足ではなく、

準備はじゅうぶん。あとは削りや絞り込みをすればよいこと。

ないものはどうしようもないが、あるものからは作り出せる。

そのようにあふれるほどの準備をしてこられた越田先生はすばらしい。

しかも隣県・富山からの参加である。またのお越しをお待ちしています。

 

終了後は、忘年会。

みなさま、良いお年をお迎えください。(^^)/